サウンドロゴ制作をご検討中で、
「サウンドロゴを作りたいけど、どんなパターンがあるの?」
「クライアント様に提案するときに、具体的なイメージを伝えたい!」
「企業イメージに合うサウンドロゴのパターンを知りたい」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
CMソング制作屋さんではこれまで数多くのサウンドロゴ制作を手がけてきました。
その経験の中で「サウンドロゴ」と言っても大きく3つのパターンに分けられると考えています。
この分類を事前に把握することでご依頼の際にも、クライアント様へのご提案時にも認識の相違なく、スムーズに進行できると考え、今回記事にしてみました。
ぜひ参考にしていただければ嬉しいです!
目次
タイプ①:メロディになっているパターン
主に社名や商品名・サービス名など、伝えたい単語が『メロディになっている』パターンです。
ニトリの「お値段以上ニトリ♪」が最もイメージしやすい例かもしれません。
歌詞がメロディに乗って、聞く人の記憶に残りやすい構成になっています。
メリット
メロディになっているので非常に口ずさみやすく、一度聞けば自然と覚えてしまうのが最大の特徴です。
親しみやすさや明るい方向性のサウンドロゴには特に適しており、消費者との距離感を縮めたい企業イメージにぴったりです。
テレビCMだけでなく、店内BGMやイベントでも活用しやすく、企業の親近感をアピールしたい場合には非常に効果的な選択肢となります。
デメリット
メロディとして成立させるためには、どうしても秒数が少し必要になってしまいます。
また、高級感やスタイリッシュさ、かっこいい系のイメージを打ち出したい場合には、メロディの親しみやすさが合わない場合もあります。
タイプ②:音楽+ナレーションになっているパターン
短い音楽や効果音の上にナレーションで社名などの重要なワードを読み上げて構成するパターンです。
音楽部分とナレーション部分がそれぞれ独立した役割を持ちながら、全体として統一感のあるサウンドロゴになっています。
メリット
ナレーションを活用するため、歌うよりもコンパクトな尺で制作できるのが大きな利点です。
音楽の印象が重要な要素となるため、高級系・迫力系・クール系など、繊細なニュアンスの表現に特に適しています。
企業のブランドイメージを細かく調整できるため、ターゲット層や業界特性に合わせた精密な印象作りが可能です。
デメリット
メロディが存在しないため、消費者が歌って覚えることができません。
そのため、会話の中で「あーあれね!」と思い出してもらいにくい可能性があります。
認知度向上には、①よりも多くの接触機会が必要になる場合があります。
タイプ③:音楽のみパターン
特徴と活用範囲
ニンテンドースイッチのサウンドロゴのように、一瞬の音楽のみで構成されるパターンです。
言葉を一切使わず、純粋に音楽的な印象だけで企業イメージを表現します。
メリット
言葉に依存しないため、TVCMだけでなくSNSや様々なデジタル媒体でも非常に使いやすいのが特徴です。
国際展開を考えている企業にとっても、言語の壁を気にせず世界中で同じサウンドロゴを使用できる利点があります。
デメリット
社名や商品名が直接含まれていないため、視聴者が企業名と音楽を結び付けるまでに時間がかかります。
繰り返し聞いてもらう機会を多く作らないと認知されにくく、認知度向上まで長期的な戦略が必要になります。
サウンドロゴ制作依頼での実際のパターン
CMソング制作屋さんへのサウンドロゴ制作ご依頼では、①か②をご希望される場合が多いです。
どちらか決められない!という場合は①②の両パターンをご提案することもあります。
実際に聞き比べていただくことで、より適切な方向性を選択していただけます。
映像との統一感を意識した選び方
サウンドロゴには主にこの3パターンの構成があることを知っておくことで、映像にどのパターンが合うかの目安をつけやすくなります。
例えば、かっこいい・クールな映像なのに最後でポップなメロディのサウンドロゴが流れると、どうしてもちぐはぐな印象になってしまいます。
そんな場合は、かっこいい音楽+ナレーション読みのサウンドロゴで全体に統一感を与えるような仕上がりにする、といった具合で全体像をイメージ・コントロールできるようになります。
サウンドロゴ制作のご依頼時にイメージが固まって無くても全然問題ありません。
こちらで内容・制作意図を汲み取ってご提案いたします!
まずはお気軽にご相談ください!