音楽制作会社さまHPの料金ページを見ると、音楽制作の工程が専門用語と共に書かれている場合があります。
『ミックスダウン』『マスタリング』といった単語を目にしたことがあるのではないでしょうか?
でもどういうこと?ってなりますよね。
今回は音楽制作に使われる主な専門用語4つについて簡単な解説をしてみます。
どういう作業内容かを知っていると料金ページも読み取れるようになるはずです。
①アレンジ・編曲とは?
アレンジや編曲は人によってニュアンスが変わるかもしれません。
簡単に言ってしまえば『伴奏を作る工程』です。
作曲と何が違うの?と思うかもしれませんが考え方はこうです。
●鼻歌でふんふん♪歌っている→→→作曲
●ギター、ドラムなどの伴奏→→→→アレンジ・編曲
メロディラインを作るのが作曲ですが、それだけでは伴奏はありません。
音楽としては物足りないですよね?
ドラムで楽しくなるリズムを入れたり、ピアノでドラマチックな雰囲気を出したり、ギターで激しさを出したりと”演出”をします。
それがアレンジ・編曲、いわば『伴奏を作る工程』です。
②ミックスダウンとは?
ミックスと省略される場合もあります。
音楽として構成する楽器の各パートに音量・音質を調整する工程のことを指します。
歌も一緒に聞いてみるとピアノの音が大きい・・・・
少し音量を下げたら今度はボーカルが浮いている感覚・・・
馴染ませるために歌を響かせるエフェクト効果を加えてみよう!
こういうのがミックスダウンです。
一体感を生み出し、より作品としてまとめる重要なものです。
③マスタリングとは?
簡単に言ってしまえば『他の音楽と同じ音量・音質に整える』こと。
別な言い方をすれば『商業用の音楽に整える』ことです。
ミックスダウンをした段階では一応作品として成立しています。
しかし他の音楽と比べると全体の音量が低かったり、こもっている音だったりします。
この差を埋めるように整えてより一層作品としてのクオリティを上げる、それがマスタリングです。
この工程が終われば音楽の完成となります。
④整音・ピッチ補正とは?
この2つは主に録音されたボーカルに対する処理です。
息継ぎやノイズなど不要な部分をカットするのは『音を整える』、いわゆる整音です。
ピッチとは音程を指します。
この音程とタイミングを整えるのをひっくるめてピッチ補正と呼ばれます。
何度も繰り返し聞いて、何度も細かく直していく。
ボーカルは録音してすぐ音楽と合体できるものではなく、整音・ピッチ補正が必須となります。
最後に
今回は音楽制作においての専門用語についての解説でした。
これらの工程が省くことはできない重要なものだとお分かりいただけたと思います。
同時に、これで音楽制作会社様の料金ページも読み取れるようになったはずです。
CMソング制作屋さんでは今回出てきた全ての工程も制作料金に含めています。
どれも音楽を作る上で外せない大事なものですからね。
トータルで対応できるスキルがあるので、お得に音楽制作をご提供できる。
それがCMソング制作屋さんの強みの1つです。